MORRISのMD-507。最初に買ったギターがモーリスだったから、やっぱモーリスが好きなんです。ヤフオクで送料込みで5000円。届いてみたら、サドルないじゃん(弦も)。まぁスペアがあるからいいけどさ。でもボディーは結構ピカピカ。それはよかった。ギターは見た目も大事だ。てか、何本目よ?だってー、最近ギターを貸してばっかいるから、手元にもう一本くらい欲しかったんだもん。
これを選んだポイントは。。。
1 : 送料込みで5000円以内
5000円以上かかるようなら、もう選ばない。だってお金ないもん。5000円くらいなら、月のお小遣いで何とかなるかなって感じ。
2 : もともとの定価が3万円くらい
これ以上すると、ヤフオクでもいい値段がついてしまう(つまり5000円を超えるってこと)。こうなると予算オーバー。
3 : 古い
古い方が、鳴りがいい。安くて1万円くらいの新品より、古くて5000円で買えるギターの方が絶対音がいい。でもこういう買い方を初心者の人にはオススメしません。こういう買い方ができる人は、あとでギターをいじれる人だけ。もともと3万円くらいだったってのも大きいと思う。新品でも1万のギターと3万ギターじゃ全然違うのに、おまけに古くなってるんだもん。いい音がするはずです。
4 : ソフトケースがついてる
これ重要。ギタークラブなどで持ち出す事が多いので、ケースがないとダメ。ハードケース付きを狙ってた時期もあったけど、古いギターを選ぶと必然的にハードケースがボロボロの場合が多く、結局使えない場合が多い。あとソフトケースだとクルマに積んだ時に場所をとらない。ハードケースだとトランクに2台しか積めない時も、ソフトケースに入ってると3台積める、とかね。あと軽いのがいい。ただ、今回買ったやつについて来たのは、お尻から入れるタイプのケースだったのが残念。全開で開くタイプの方が使いやすいのになー。まぁこれはしょうがないか。ケース付きで5000円だもん、そういう意味でも安いよ。
5 : ペグがボロくない
ペグの交換も出来るけど、後から買うのはお金がかかるし何よりめんどくさい。ペグを交換してでも買いたい!という「いいギター」ならそんな苦労もしたいけど、元々安いギターなら最初からキレイなペグの方がいいに決まってる。せっかく安く買うんだから、後からお金は極力使いたくない訳。
6 : サイドバックがマホガニー
これはまぁオマケ的なポイントだったけど、マホバックのドレッドノートの音が試したかった。J-45とかD-18とかの雰囲気を5000円で味わうと。まー、貧乏人の発想です(o'∀')ノ
新しい弦を張って、弾いてみると、なかなか鳴りますよこれは!しかも弾きやすい!これはいい買い物をしたみたいだ!
,,,と思って、1時間くらいしたら、弾きにくくなった。弦を張ってないギターは、これだからコワい。多分明日になったらもっと弾きにくくなってるね。そしたらまた調整しようっと。だからこのギターの評価はまだつけません。ローコードはストロークの似合うジャカジャカ音でいい感じなんだけど、ハイフレットに来ると高音が出過ぎるせいか、低音全然出てない。パワーコード弾くと結構悲惨。うーん、ギターっていろいろあって面白いなー。勉強になるなー。
いろんなギターに触れると、自分の中の知識が増えてって、それが他のギターを弾く時の参考になる。一つのギターしか知らないとその中で完結してしまうけど、他にはもっといい音のするギターがあったり、もっと弾きやすいギターがあったりする。そういうのに触れると、じゃぁ自分のギターでそれが出来ないかってことになってくる。そこでいろいろギターをいじり始める訳だ。
そして自分で調整したり改造したりして、音が前より良くなったり、前より弾きやすくなったりすると、これはもうすごくうれしい。弾きやすいともっともっと弾いていたくなるし、それで音が良かったりしたら最高だ。弾きにくいギターはやっぱつらい。指を鍛えるためとか言っても、やっぱ弾きやすい方がいいよ。ぜったいに。最近は弦高3mmくらいでもつらかったりする。理想は2mmだね。弾きやすいギターは、多少音が悪くても許せてしまう。そういうもんです。
でもエクストラライトに逃げたくないというのもある。この間箱で買った弦が、実はライト弦じゃなくてエクストラライトだったと知ってびっくりした。「弾きやすいなーこのギター、やっぱオレのメンテが良かったか?」とご満悦だったのに、ぬかに釘。。。ライト弦に戻したら、指痛いんだもん。あー、人間ってどうしてこう楽をしたがるかなぁ。