PEAVEYのCLASSIC 50を改造しました。具体的にはユニットを交換して、ツィーターを増設。
ユニットを交換したのは、オリジナルのユニットの音が気に入らなかったから。代わりに取り付けたのは車用のウーファーユニット。フュージョンのやつだったかな。このユニット、エッジが良く動くんです。僕の持論で、ウーファーはエッジの良く動くものは低音が出るというのがあります。PEAVEYのオリジナルが30cmでフュージョンが25cmなんだけど、聴感でフュージョンの方が低音出てて音のバランスがいい。これだからオーディオはわからんね。
この状態で実際に音を出してみると、まぁまぁいいんだけどなんか高音が足りない感じ。だから思い切ってツィーターも増設する事に。ツィーターにはさむコンデンサーの数値は適当に聴感で決めた。でもこのままだとツィーターの方が音が大きくなってしまい、これに-6dB(結構大きいね)のアッテネーターを入れて回路決定。これを決めるだけでも1時間くらいあーだこーだやってます。
ツィーターの増設の際に、バッフルのネットを外す。手間がかかる作業だけど、アンプ修理とかの電子工作に比べたら、手間がかかるだけで難しくない。こういう分かりやすい工作なら僕にも何とかなるなぁ。全てを外すのは大変なので、ツィーターの入る所だけめくりました。
例のごとくドリルとジグソーで穴をあける。今回は穴は外から見えなくなるので、工作が大雑把ですな。
全てを組み立てて完成。実際にならしてみると、ピッキングのタッチが分かりやすいです。弦にピックが当たった音がちゃんと出るのは、つまり高音が出てるから。ギターアンプの大きいやつは大概大きいユニットをフルレンジで鳴らすので、オーディオの観点から見ると高音が不足しがち。今回ツィーターを増やす事で、高音から低音までバランスのいい音が出てくれるようになりました。ツィーターが透けて見えるでしょ。
僕はアコギ弾きなので、このアンプでエレキを弾いたらいい音なのかどうかは分かりません。でもエレアコアンプとして言うなら、すごくいい感じに仕上がったと思う。オールチューブのエレアコアンプってなかなか無いでしょ。ようやく僕の満足のいくアンプが手に入りました。これをメーカー品で探そうと思ったらすごく大変だ。いろんな店を回らないといけないだろうし、いい物があったとしてもすごく高いだろう。でも自分で気に入った方にチューンしていくなら、安上がりだし、なにより自分の好みの音を出せる。このアンプは世界に一つのアンプに生まれ変わりました。いい音するよ(´∀`*)
1 件のコメント:
これはよさそうですね!(´∀`)
コメントを投稿