2008年9月6日土曜日

MORRIS W-61


僕のメインギター。2004年製。店頭価格69,800円。

主な特徴として、サイド&バックがマホガニーなので割と明るめの音色。悪く言うと低音があまり出ない。サドルは牛骨製に変更。他にブリッジピンをエボニー製に変えている。使用弦は近くの電気屋さん(楽器屋さんではない)に売ってるメーカー不明のセットで300円の安物だったり、リサイクルショップで見つけた300円の弦だったりする。弦には300円以上お金をかけたくない人。



ボディー上部のまるいマークは奥田民生のマーク。奥田民生リスペクトの証。ボディー下部の模様とあわせてカッティングシートによる自作。自分専用ギターみたいでお気に入り。ギターの美しさで言うとクラフターのTTB-ROSEも好き。あんな感じのデザインのいいギターにも憧れる。



その昔、楽器屋さんにその年のモーリス3本を取り寄せてもらい、それを試演して比べた結果これに決めた。その時は「低音がよく出るギターだ」と言われたけど、その後他のギターと比べたりするうちにマホガニーバックだからそんなに低音が出てないと気がついて、以来ローズウッドバックのギターに憧れる。次にギターを買うとしたらローズウッドサイド&バックのドレッドノート型にする。



ネックがエレキギター並みに薄い(ひょっとしたら下手なエレキよりも薄いかも?)のが特徴。実は僕としては太いネックの方が好み。なぜかというと太いネックの方が弦を押さえる力が少なくて済むから。僕は指が長い方なので、バレーする時細いネックだとより力を入れないといけない。人によってしっくり来るネックの太さは違うだろう。テニスのラケットでも細すぎるグリップだと力が入らないから、敢えてグリップテープで太くするのと一緒。今はそういうノウハウというかギターの選び方を経験で覚えたという感じがする。



ネックのことで言うと、もう一本持ってるオールドモーリス(W-15 1975年製)がすごくネックが太くて僕にはしっくり来る。昔のギターは総じてネックが太い。それが流行だったのだろう。いろんなギターを知ることで自分に合ったギターというものが見えてくる。音に関しても、7万するこのメインギターよりも1/7の値段のオールドモーリスの方が低音が出て、結構悔しい。



弦高は3mm。テンションが低くて弾きやすさには定評がある。知り合いのギター弾きに触らせても、そろって「弾きやすいね」と言われる。これも昔、間違ったギターの管理の仕方(ギターを乾燥させないようにと思って半がわきのタオルをギターにかけていた)からトップ板の変形を招いてしまい、それを反省して自分でリペアした結果の産物。ギターリペア、ギターが弾きやすくなること、弾きにくくなることの重要性を身をもって体験した。



このギターは低音こそ物足りなさを感じるものの、全体としてはいいギターだと思う。音が軽い分反応がいい。音が前に出てくる感じがする。これでいつもの練習(iTunesセッション)してると、あーギター気持ちいいなぁ、ギター楽しいなぁってなってくる。昔テレビで芸人さんが自分の大事にしてる思い出のギターをブルドーザーで壊されてるのを見たことあるけど、自分が今もしそんなことをされたら、相手がどんなに偉いプロデューサーでも、その後仕事がなくなっても、グーで思いっきりそいつの事を殴る自信がある。それくらい思い入れのあるギター。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

i like......

美奈 さんのコメント...

すっげー!!!!
値段が高い。。。
有り得ないですーwww

70万もするギターとか買えないですよー
泣”

なつさんは、そのギター持って弾いてる方が似合いますね。笑”←ってずっと思います。