僕のモーリスW-15は、僕と同い年の古いギター。良く言えばビンテージ、悪く言うとおんぼろ。特にペグがサビサビで、緩んでビリビリ音がしたり、そうかと思うとキツくてなかなか回りにくかったりしていたから、前々から交換したかった。今度ヤフオクでペグを安く手に入れたので、ペグ交換する事にした。ついでにネックも削っちゃおうかと。ついでのついでにヘッドの形も変えちゃおうかというわけ。
(↓教育テレビの社会科見学風)
古いペグ。がたがた動いたり、キツい所があって使いにくいよ。
これが新しいペグ。ゴールド色が欲しかっったんだ。ピカピカだね。
ペグを外すよ。ここのネジをとると
簡単にはずれるよ。
全て外したよ。
表の方のナットはハマってるだけだからマイナスドライバーでこじって外したよ。
これで全部外したよ。
ここで問題発生。穴が小さくて入らないよ。
このギターのネックはVネックでしかも太いから、今のギターと比べるとちょっと違和感があるんだ。
ヘッドの形を今のモーリスと同じにしてみたよ。
ケガキ線を書いたよ。
ヘッドをジグソーという機械で切るよ。
こんな感じ。
2種類の木工ヤスリで形を整えるよ。
うまく出来たね。
今度はいよいよネックを削るよ。目の荒いヤスリを用意してね。
削りながらネックを握って、触り心地を確かめるよ。
形が決まったら、紙ヤスリで仕上げをするんだ。
ペグの穴が小さかったので、ドリルで穴を大きくしたよ。今回のペグ穴は10mmだったよ。
工作が終わったのでニスを塗るよ。ニスはハケで塗るよりタオルで塗るとムラが出にくいし、薄く塗れるんだ。
塗っては紙ヤスリで削ってを3回繰り返して、きれいに塗れたよ。
新しいペグを取り付けたよ。きれいだね。
裏はこんな感じ。
最後にバフをかけて磨いたよ。
今回の工賃は、ペグ穴をあけるためのドリル歯790円のみ。あとの工具はすべて家にあった物を使いました。一からこれを揃えるとなるとかなりお金はかかってしまうかも。ちなみにペグは2500円くらい。総額3300円の出費でした。
ペグの交換はともかく、ネックのリシェイプなんて素人でやるのは僕くらいでしょう。でも結果としてハイフレットまで違和感無く弾けるようになったのでやってよかったです。Vネックは親指の当たり具合がキツ感じなんだよね。
でも今回の工作、W-15が安いギターだから出来た事です。高いギターには絶対出来ないね。安いギターは自分でいろいろいじっても怖くない。そうやって得た経験が、今後のギターライフに役に立つんじゃないでしょうか。いろんなギターを知ってるとギター選びの時も参考になるからね。
勇気のある人、時間のある人は挑戦してみてね(*´∀`)
2 件のコメント:
natsuさんすげええwww
超本格的www
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