2010年12月18日土曜日

J-45のその後

ナットを交換した後、いろいろ弾き倒して感じた感想。「これ、鳴らねぇなぁ。」いや、一般的なギターよりは鳴ってると思うんだけど、なんかしっくりこない。納得がいかない。手をかけた割には、もう一つ鳴ってくれない。

納得いかないまま、今日もギターをいじる。今日は中に入れてたピックアップを取り外したり、ナットをもう一度接着しなおす、というか、形を変えてみる。そしたら。これが劇的にギターの音を変えたんです(o'∀')ノ

どういう風に変えたかはそのうちホームページにアップしようと思いますが、まだ変えたばかりなので冷静な判断が出来てないという事で様子を見ます。パーツを変えたばかりの頃は「音が良くなった!」と喜ぶけど、プラシーボ的な感じ方をしてる場合があるので評価を下すにはある程度の時間が必要なのです。

ナットって奥が深いなと思う。溝の掘り方でも音が変わる。ヘタに削ると、その下手に削った箇所の弦だけが鳴らないという事がある。ナットはサドル以上に奥が深い。

でも今日ギターをいじってて思った事。ナットでこれだけ音が変わるなら、ギターの音って何だろう?って。低音を出したい、高音を出したい。これ、ナットの形で対応出来ます。まだ実験段階ではあるものの、ある程度コツをつかんだ感じ。ナット(あるいはサドル)は弦に直接触れているものだから、そこの形一つで音の振る舞いが全然変わってくる。ギターは素材も大切だけど、弦の振る舞いに気を遣わなければいけない楽器なんじゃないか。弦をいかにきれいに振動させるか、それはサドルとナットにかかっているというのが最近の僕の持論です。

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