2011年5月7日土曜日

アコギのエージング

新品ギターに対して、エージングという名の音のチューニング方法がある。要は「新品ギターを、長年弾き込んだ状態にもっていく」というものだ。

この事に興味を持ったのはYokoyama Guitarsのブログ。ここでToneRiteというエージングマシンがあるという事を知って、それでエージングというものにも興味が出てきたというわけ。スピーカーにはそういうのがある事は知っていたけど、ギターにもそういう事が有効らしい。

このToneRite、値段が2万くらいする。これはちょっと手が出ないので、なら自分でそれに近い事をしてみようとしてみた結果がこれ。
ラジカセにiPodをつないで、音楽をエンドレスに流すというもの。ギターに振動を与えるという事だから、これでも十分効果はあるはず!実は先週にも同じことをしてるんだけど、3日くらいではまぁまぁの効果だったので、もう一度今度は一週間くらいやってみようかと。実際のエージングマシンでも最低72時間はやってないとダメらしいので、やり過ぎってことはないでしょう。実験中のギターはもちろんYokoyama Guitars AR-GCです。

ラジカセにはクルマ用のウーファーをつないでいます。口径の大きい方が効果が大きいかと思って。音はなるべく大きい方が効果が大きいんだろうけど、家とは離れてる物置とはいえ夜中もずっと音楽をかけっぱなしなので、そんなに音は大きく出来ません。それでもスピーカーユニットに毛布をかけて吸音してます。トーンライトは動作音は大きくないようなので、そういう事はしなくていいらしい。まぁここらへんは素人工作の素人実験なので、多少の騒音は我慢します。それでも家の人には「物置でなんか鳴ってるんだけど」って突っ込まれたけど≡≡(((っ・ω・)っ

前回の実験では「あーたしかにギターの音がこなれてきたかなぁ」っていう微妙な感想。劇的に変わる訳ではないけど、やらないよりはマシだと思う。確かに三日間ぶっ続けでギターを弾く事は不可能に近いけど、音楽を聞かせ続けて振動を与える事なら出来る。一日1時間そのギターを弾くとして、エージングで24時間振動を与えたら24日分の効果があるという事だ(もちろんそういう単純な計算ではないんだろうけど)。

本家のトーンライト、これ今は取り扱ってるお店では軒並み品切れ状態ですが、ヤフオクで一個新品が出品されてるので、興味のある方は買って実験してみてください。

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