2011年5月28日土曜日

かわいいギター



横山ギターのサドルを変えてみる。TUSQのブラック。弦高を変えたかったのでサドルを作り替えた。

今回は弦高を高くした。6〜4弦がちょっとビビってしまうので。ネックの順反りを直したらビビるようになってしまった。

結論として、サドルを作り替えたのにビビリはあまり直ってない。ネックをいじった方がいいのか、弦高をいじった方がいいのか。その落としどころが分からない。いじるポイントはテンションをどこで作るのかということ。弦高で作るのか、ネックの反りで作るのか。ネックを元に戻すとビビリは収まるだろうけど弾きにくくなる。弦高を高くしても弾きにくいけど、ネックがまっすぐなら大丈夫か?とかいろいろ考えるわけ。どーもこのギターはテンションが高いような気がする。弾けなくはないんだけどなぁ。でももっと弾きやすくしたいなぁ。弦のテンションが低いと低音が出るようになる(気がする)。そしてストロークした時の音のまとまりが出る(気がする)。






どんなにいい音がするギターでも、弾きにくかったらつらい。逆に多少音が悪くても弾きやすいギターはかわいく思えてしまう。いい音で弾きやすかったら最高だ。そういう意味で横山ギターはまだ言う事を聞いてくれない。まだかわいくない。そのギターなりのセッティング、セットアップの仕方、落としどころがまだ分からない感じ。これは時間がかかるだろう。ギブソンJ-45もそうだった。一年くらいあーだこーだやって、つい最近ようやく思い通りの状態にもっていけた。といってもまだ95点。100点を出してるのはMorris W-61だけだ。横山ギターは85点ってところ。







僕が使っているアコギの弦K-Garageは僕の中でのスタンダード弦だ。これを基準にしてギターをいじるので、代わりがない。「この弦はどういう音の傾向なのか?」ではなく、「このギターはこの弦をどういう風に鳴らすのか?」という事。そして「ここをいじったらどういう風に音が変わるのか」を2年近くいろんなギター、いろんなセッティングで試しているので、この弦がないと本当に困る。ギターをいじって弦の種類も変えてしまったら、この音の違いが弦のせいなのかセッティングを変えたせいなのかが分からない。新しいギターを買っても弦が違ったら、その音の違いがギターのせいなのか弦が違うからなのかが分からない。

あっちのギターにもこっちのギターにも同じ弦を張ってるから、本当のそのギターの「音」がわかる。何回もセッティングを変えるけど、使う弦はいつもいっしょだから、どこをどういじったらどうなるかが本当にわかる。

だからこの弦を使えばそのギターの実力をどれくらい引き出しているのかが分かるようになる。いろんなギターで、いろんなセッティングで長い間試してきた僕の自負だ。ものさしは1つでいい。たくさんあると混乱する。

安いのもいい。J-45をいじってた時は一週間で4セットダメにする事もあった。これがフツーのマーチンの弦だったら大変だ。K-Garageなら4セットでも1000円しない。

ギターをいじり倒す。そのためにはたくさんの弦が必要だ。サドルを交換、調整するために弦を緩めたり張ったりを繰り返すとすぐ切っちゃうからね。今のところアコギ弦は40セットくらい持ってます。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ギターいじりたいんですけど、あまり自信が無いんですよね-ω-

ギターを壊しちゃうんじゃないかと

サドル削って弦高調整ならしたことあるんですが

ナットとかはまだ…

あと夏林さんが使っている弦の名前を知りたかったんですけど、ちょうど書いてあって助かりました(笑)ありがとうございます^^

匿名 さんのコメント...

ん?普通に考えればビビる原因はナットでしょう?
なんでサドル?

テンション下げるなら弦高下げるのが一番の早道でしょう。
あと、弦そのものもテンション低いヤツ使うとか。

85点はYokoyamaギター君可哀そうですね。
早くちゃんとセッティング出してもらえるといいね☆