2009年12月22日火曜日

テンション

いいギターって何だろうと考える。

「いい音がする」というのも,もちろんあるだろう。

でも最近、「弾きやすい」って事もすごく重要だと思っている。

いい音がしても、弦を押さえるのが大変だったらこれはつらい。

練習が続かないとか,一曲もたないとか。

さすがに今までの経験があるから,多少弾きにくいギターでも弾けない事はない。

でも弦のテンションが高いと「調整したらもっとよくなるのになー」と思ってしまう。

弦のテンションは日々違う。

調整してその時は良くても,次の日になったらまた弾きにくくなる事がある。

それは弦高が変わってるのか、トップ板が変形してるのか。

そうなるのは湿度が関係してるのか、気温の変化なのか。

W-61がそうだった。最近のあいつは弾きにくくてね。

秋くらいまでは、こんなに弾きやすいギターは滅多にないと思わせるギターだったのに、最近弾きにくいと感じるようになった。

フレット交換したのは実はそのせいもあった訳。

弦のテンションは,音の響きに関係してるという話もある。それは分かるんだけど,僕の経験上、弦のテンションの高いギターは響かせるのにすごく大変。

鳴らしきれないというか。

弾きやすいからこそ、強くも弱くも弾ける。こちらの思ったように自由に響かせられるという訳。

弾きにくいときれいな音を出すだけで精一杯。これでは演奏の幅も響きのよさもへったくれもない。



弦のテンションを測れる機械があればいいのにと思う。

経験とか,指先の感触だけでテンションを感じているけど、数値で示せれば、それでそのギターの弾きやすさが分かってすごくいいと思う。

今自分で試してるのは、12フレット目で弦を指で押してみて、指の痛さ加減(強さ加減?)をみるというもの。その当たり具合で弦のテンションをみてる。

押してテンションの数値が分かる機械、どっかになかったかなぁ。

ちょっと探してみよう。

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