いいギターって何だろうと考える。
「いい音がする」というのも,もちろんあるだろう。
でも最近、「弾きやすい」って事もすごく重要だと思っている。
いい音がしても、弦を押さえるのが大変だったらこれはつらい。
練習が続かないとか,一曲もたないとか。
さすがに今までの経験があるから,多少弾きにくいギターでも弾けない事はない。
でも弦のテンションが高いと「調整したらもっとよくなるのになー」と思ってしまう。
弦のテンションは日々違う。
調整してその時は良くても,次の日になったらまた弾きにくくなる事がある。
それは弦高が変わってるのか、トップ板が変形してるのか。
そうなるのは湿度が関係してるのか、気温の変化なのか。
W-61がそうだった。最近のあいつは弾きにくくてね。
秋くらいまでは、こんなに弾きやすいギターは滅多にないと思わせるギターだったのに、最近弾きにくいと感じるようになった。
フレット交換したのは実はそのせいもあった訳。
弦のテンションは,音の響きに関係してるという話もある。それは分かるんだけど,僕の経験上、弦のテンションの高いギターは響かせるのにすごく大変。
鳴らしきれないというか。
弾きやすいからこそ、強くも弱くも弾ける。こちらの思ったように自由に響かせられるという訳。
弾きにくいときれいな音を出すだけで精一杯。これでは演奏の幅も響きのよさもへったくれもない。
弦のテンションを測れる機械があればいいのにと思う。
経験とか,指先の感触だけでテンションを感じているけど、数値で示せれば、それでそのギターの弾きやすさが分かってすごくいいと思う。
今自分で試してるのは、12フレット目で弦を指で押してみて、指の痛さ加減(強さ加減?)をみるというもの。その当たり具合で弦のテンションをみてる。
押してテンションの数値が分かる機械、どっかになかったかなぁ。
ちょっと探してみよう。
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