2010年1月7日木曜日

ギターリペア日記その3(完結編)


一日経ってヘッドの接着もうまくいきました。傷を隠せばいいんだろうけど、めんどぃしヘッドの裏側だから目立たないしそのまま。

外してたペグを取り付けます。ボンドで穴を小さくしたつもりだったけど,思ったほど締め付けがキツくならなかったな。でもゆるさは無くなったので良しとします。



サドルは余ってたものと交換。素材はちょっとわからないけど、堅いプラスチック製っぽいです。写真には写ってませんがブリッジピンはエボニー製に交換。これも余ってたもの。ギターライフが長いといろいろパーツを持ってるもんです。



新品の弦に交換。HEADWAYだかの安いやつ。弦にお金はかけないタイプ。新品で切る時もあるし、弦高調整とかやってすぐ切ったりする事が良くあるので。



全ての作業が終わって,晴れて完成です!このあと交換したナットの弦の当たり角度がまずかったので,それをちょっと調整しています。弦とナットの当たり方がまずいとビィーーーンって変な音がするので,それを削って最適化します。




このギター、ボディー周りにバインディングがあったりモーリスのロゴがアバロンぽかったりして、安いギターの割には(当時3万円)見た目がいいです。


それで,肝心の音ですが。これがなかなかいいっすよ。新品のギターには絶対出ない雰囲気。低音が出るね。古いギターって低音が出るって印象がある。ストロークした時に固まり感があって、弾いた力加減に対して反応がよろしい。反応が鈍いと「なんだこれ鳴らねぇなぁ」って思ってしまうものだけど、このギターはすごく音が前に出ます。いいギターです。

やったw



うれしい誤算と言うか、新たな懸念として、この増えてしまったギターたちをどうしようかという事。それぞれにおいしい所があって、なかなか手放せないです。

文字で言っても伝わらないので音源を用意しました。こちら。

録音では弾いた時のフィーリングがなかなか伝わりづらい所ではありますが、参考までに。

1 件のコメント:

たむ さんのコメント...

前略 ビンテージなドンジャリ感でいい音です。ナツサンの手によってよみがえったモーリス君元気そうです。曲もグッドです。