2010年1月23日土曜日

きれいなギター

僕の持ってるJ-45はなかなかボロボロだ。ボロボロと言うほどじゃないかもしれないけど、よく見ると大きなヒビが入っていたり塗装の穴があいてたり。ついさっきもネックとヘッドの付け根に塗装の剥がれそうな所を発見してびっくり。なんかここまでくると修復とかって考えも及ばなくなる。プロの使ってるギターで、塗装が剥がれていたり派手に傷ついたりするものも結構見かける。そういうのでもちゃんと大事に使ってあげてるのを見ると,それが愛情なんだろうと思う。見た目じゃないのよね。持ってる方は傷を見るとなかなか落ち込むけどね(ノД`)



今日はギタークラブ。なんと今回は新しい人が4人も来た!
おぉΣ(゚ロ゚屮)屮

女性が3人。男性1人。

女性の方は全くギターを弾けない人(3人とも)。2時間かけてギターの基礎の基礎を教える(コードの押さえ方のコツとかチューニングとか)。

なんか、クラブっぽくないすか?(*´∀`)

どこかの店に張ってもらったチラシを見たらしい。ついでに言うと,この前のライブの新聞の記事も見たらしい。新聞に載るって自分ではびっくりだったけど、一般的な知名度っていうかステータス?が上がるからいいよね。僕的にはYouTubeで活躍してる方がすごいと思うけど、一般的には新聞の方が知名度があるんでしょう。

ギターに触れた事のない人が目の前で苦労したり,悩んだり分からなかったり手こずってるのを見ると、それをどうやったら分かりやすく出来るのかとこちらも考える。ギターって(世に教則本はあれど)、教え方の決まりみたいなものはあって無いようなものだ。小学校や中学校で義務教育として先生が教えるものじゃないしね。逆に言うと誰でも先生みたいになれるってこと。

僕は今YouTubeなりホームページでギターを「教える」という事をしてるけど、自分的には「教えてる」という感覚はあまりなくて、「自分がこうしたら弾けるようになった」というのを「紹介してる」だけのような感じがする。

それは今までの全てが手探りだったから。コードのCだって、ドとミとソでCというのを知ってたので、それをギターのフレットで再現したらそれがCだった。だからギターに触り始めて5年くらいはコードはCしか知りませんでした。フレットが半音ずつ区切られてるという当たり前の事に気がついたのも、6年はかかった感じ。まぁ6年と言っても、毎日ギターを練習しての6年じゃなくて、一ヶ月に一回思い出したようにギターに触ってみるくらいの感じだったけどね。

苦労したとは思わないけど、ずいぶん遠回りしたという感覚はある。となりで誰かが一つ教えてくれるだけできっかけを掴む事もあるでしょう。今まで僕にはそういう人がいなかった。だから僕がそういう人になろうと思った。

ギターの傷は、そのギターが時間を経た証拠だ。傷であれ,クラックであれ、磨いてもピカピカにならなくても,くすんでいても、それはそのギターの歴史。歴史を持った「きれいなギター」だ。ナウシカが腐海の毒にやられた城オジの手を「きれいだ」と言ったように。



と、いうことにして。



J-45を修復するのは諦めよう(*´∀`)

2 件のコメント:

こうた さんのコメント...

私はギターを買って、まだ数ヶ月で傷もほとんどなく
ピカピカしてて綺麗です。
でも、引き込んだギターが出す音色って独特な味?があってうらやましいです。
自分のギターも早くほんとの意味で自分の物になればいいなぁって思ってます。
それには沢山ひかなきゃだめですね(^^;

ギタークラブ、いいなぁ〜

きゃん次郎 さんのコメント...

ギタークラブの部員が増えて嬉しいですね、しかもまったくの初心者が来てくれるってスゴク良いですよね!
春先に参加するのが今から楽しみです♪それまでは自主練に励みますp(^^)q