2008年4月3日木曜日

マスタリング

YouTubeでギターの演奏をしてる人、いろいろいます。中には「プロか?プロなのか?」ってくらいにうまい人もいて、どんな練習すればこんな風に弾けるんだと感心してしまいます。その切磋琢磨、素晴らしいです。


でも見ていて思うのは、ギターのテクニックはいいんだけど音がどうも、、、っていう人が結構いるということ。いや、ギターの音じゃないんですよ。その後のエフェクトなんですよ。うまい人はいいギター使ってるからそれはいいとして、エフェクトかけすぎて(特にリバーブ)音が遠くなってる人、多いです。いやかなり。これが聞いていて非常に残念。うまいのに!どうしてそのマスタリングなんだと。どうしてその録音なんだと。それをやるくらいなら生音で聞かせてくれたほうがよっぽどうまさが伝わるというもの。

でもなー、わからなくはないです。リバーブ足したら確かに気持ちいいし、うまく聞こえるから。でも加減を知らないとイタイです。せっかくいいギターの音なのに。録り方によったらもっとよくなるのに。もったいないんです。せっかくうまいのに。せっかくのその腕なのに。


リバーブは、聞いた瞬間それと分かるくらいかけちゃダメです。それならかけないほうがいいです。もともとその部屋の響きというのもありますからね。いくらかは響いてるんです。その後からまたかけると2重がけになってしまいます。なにか大きい音が出たときに「あ、リバーブかかってたんだ」くらいでいいんです。何もしなくてもいい音なのだから。くれぐれもリバーブは控えめに。


リバーブをかけるくらいならコンプをかけたほうがいいです。そうすれば小さい音も聞き取りやすくなってニュアンスが伝わりやすいです。特にアコギの場合は小さい音のニュアンス大事ですから。コンプは大事ですよ。すごく。アコギの録音で成功してる人といえば(僕の知ってる限りでは)okapi3さんとmabo3さんくらいですね。テクニックもさることながら、あの方たちは録音というものも良くわかってらっしゃいます。

うまいから、いい曲だからこそいい音で聞かせたいという気持ちは分かります。でも空回りしてる人が多いです。失敗してる人、けっこういます。録音はムズかしいですね。

僕ごとき腕前の人に言われたくないだろうから、ここでひっそり言います。
|・∀・)

ちなみにリバーブをかけるならこういう風にかけましょう。リバーブをかけたがために音源が遠くなってしまったら(つまり聞き取りにくくなってしまったら)それは失敗です。リバーブをかけてもギターの音がちゃんと前に出る。こうでなくちゃ。

それはそうとこの曲、すごく好きなんですよね。いつかこの曲を弾き語るのが僕の夢です。実現しそうもないけど。

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