2008年4月29日火曜日

日本人のカメラ好き




価格.comの書き込み(口コミ掲示板だったかな)を見ていると、日本人ってカメラが好きなんだなと思う。レンズの写りがどうとかスペックがあーだとか、高級感がどうとか。普段回りにそういうことを話す人がいない分、そういう場所で盛り上がりたいのかもしれないし、それは良く分かる。しかしなーんか居心地の悪さを感じてしまうのは僕だけだろうか?なんだろうね、あの感覚。


その知識と情熱はとにもかくにも素晴らしい。で、そんな知識を持って、いいカメラを持って、じゃぁどんな写真を撮っているかと思えば、「あれー、こんなのでいいの?」とか、「あー、、、そう(感想特になし)。」とか、「この視線、脂っこいな~ねっとりまとわり付いて気持ち悪いな~」とか。まぁ人の作品をとやかくは言わないが(言ってるじゃん)、面白いものにあたったことはあまりない。てゆうか、一度も無い。まぁ、写真は難しいですよ。その人の感性がそのまま出ちゃうから。テクニックとかではないね。技術は後から付いてくるものっていうのが写真というもののような気がします。


普段あそこで情報収集及び書き込みしてる人たちは、それじゃその写真撮って、それをどうしてるんだろう?ってたまに思う。あれだけの熱意があって、それはそれで素晴らしいが、果たして自分の作品を発表する場所はあるのかしら?雑誌の投稿とかコンクールとか、プロのカメラマンによる選考会とか、そういうものに情熱を傾けているんだろうか。それを否定はしないものの、なんか閉じた世界に感じてしまう。それともブログにアップとかかな。それならまだ世界が開けてるか。でもまだ狭い。ちっこい島国だけの話だ。


僕は、全ての写真家にdeviantARTをオススメします。あそこのサイトはすごいです。世界中からリアルタイムでものすごい数の写真、テキスト、素材、絵、壁紙ect...がアップされています。リアルタイムって言うのがすごい。何か一つ気になる写真があったとして、それを見てる間(写真のサムネイルをクリックして大きく表示させた後、通暁の画面に戻る間。10~15秒秒くらい?)に5~10枚は新しい写真がアップされます。ホントです。逆に更新が早すぎて、ゆっくり一枚の写真を見てられないくらい。それくらい大量の写真(僕は写真カテゴリだけを見てるけど、他の絵とかのカテゴリも同様です)がアップされているサイトなんです。その中で抜きん出る(人気を獲得する、表示数をアップさせる)と言ったら、そらーもう大変なことです。文字通り流れるように新しい画像がアップされていくわけだから、自分の写真を10回見られるだけでもなかなか難しい。そんなサイトの中で、一日で何百回ビュー数がある写真とかたまにあって、そういうのはホント考えられません。



完全な英語サイトなので日本人があまりいないというのも逆に面白いです。日本人の写真はなんとなくこじんまりしてたり、匿名性が高かったり(顔を出さない)、個性が無かったり、かと思うと逆に個性がありすぎてイタかったりするものが多いので、ハッキリ言ったら、つまんない。もちろん、deviantARTに載ってる全ての写真が面白いというつもりはないし、日本人の写真全てがつまらないというつもりも無いです。ただ相対的にそういう傾向があるということ。だから僕はそんなイメージを壊したいし、いい写真を撮っていきたいと思っています。



ちなみに今日の画像はOrangedestroyさんの作品。

上の写真(クリエイティブコモンライセンスに基づいて使用しています)を含め、こういう写真を撮れる人がたくさんいるサイトです。皆さんもここで自己表現してみませんか?見ているだけでもいい刺激になるはずです。おすすめ。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

日本人にはどんな写真が好きですか、googleで探しましたけど、k.natsuさんのブログを気になりました。僕も(日本人ではないのに)賛成します。なんかk.natsuさんのdeviantartとか持っていますか。

夏林一彰 さんのコメント...

Thanks for the check my blog.
Yes, I have deviantART ID.
Here.

http://natsubayashi.deviantart.com/