2008年4月23日水曜日

一眼レフが欲しい



ちょっと前のブログでも書いたけど、一眼レフのデジカメが欲しい。今一番欲しいものである。僕の住んでる所では今、ちょうど桜が満開の季節。昨日も地元の川沿いに咲いている桜を撮ってきた。夜はライトアップされていて結構見ごたえがある。三脚を片手に一人でブラブラするのは不審者っぽいが、こういう時だけは「桜の撮影」という大義名分があるから堂々としていられる。


最近長時間露光にハマっていて、一人で夜中にふらふらと三脚片手に街を歩いていたりするので、ちょっとした変質者だ。誰かに見られないかドキドキしながら(通報されやしないかドキドキしながら)シャッターを押している今日この頃。


僕の今使っているコンデジ(コンパクトタイプのデジカメのこと。僕はこの言葉が嫌いだが、字数を稼げるのでしかたなく使っている)は結構優秀で、YouTube動画を撮る時にも使っているし(音がきれい、動きがきれい)、電池の持ちがいいのとCCDが大きくてノイズに強いという頼もしいカメラだ。ノイズの少なさから長時間露光にも適している。コンデジながらに最長15秒のシャッタスピードに対応してるのはその現われだろう。この一台だけでも結構面白いものが撮れる。夜空を写して星がちゃんと映っていたのにはちょっとびっくりした。夜景モードにするとISO感度が自動で100(最低感度)に設定されるのも心憎い。撮影する側の気持ちを分かってるというか、よく考えられていると思う。もし興味のある方はこのブログのマイリンクところにもあるdeviantART上の僕のページをご覧いただきたい。最近はよく写真撮ってます。


今のデジカメでもそれなりに面白いんだけど、やはりもっと長い露光時間で撮ってみたいと思ったり、もっと広角で撮ってみたいという欲求が拭いきれない。15秒では星は映っても動いてくれない。僕が一番最初に星の動きの様子を撮ったのは中学生の時だった。小学生の頃から天体観察が好きで、お小遣いをためて天体望遠鏡も持っていた。小学校高学年の時、夏休みの自由研究が「太陽の黒点の観察」やら「木星の四大衛星の動きの観察」だったから、今にして思えばかなりマニアックな小学生だった。というか純粋に天体写真でなになに星雲とかなんとか星団とか、そういう天体写真の綺麗さ(ハッブル宇宙望遠鏡の写真とかああいうの)にあこがれていたのだ。


今わざわざ天体写真を撮りたいとは思わないものの、一眼レフだからこそ撮れる世界というのが必ずある。たかが写真を撮るために10万円以上も使おうというのだから、完全に道楽というか、オトナの遊びだ。しかし遊びが無かったら人生つまんないじゃないですか。ギターもカメラも、人生を楽しくしてくれる大人のおもちゃだ。僕はたくさん遊びたい。だって楽しいから。結局それに尽きる。仕事だけの毎日なんてつまらない。何か潤いが無いと人生に覇気がない。実を言うと今使ってるギターを手に入れる時も精神的にけっこう欝(うつ)で、「こんな状況になにか変化が欲しい!!」と思った事がきっかけだった。人生のカンフル剤というか、長い人生、そういうものが何か必要な時があるんだろう。


これから暖かくなってくるし、新緑が綺麗な季節だ。一眼レフを片手に写真を撮り歩くなんて素敵じゃないか。僕は今すごく一眼レフが欲しいです。

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